横手市で「声楽入門講座『歌は人生を楽しくする~声の出し方、歌い方のヒント~』」を開催しました

  • 活動日 201687(日)

 秋田大学横手分校は8月7日(日)、「声楽入門講座『歌は人生を楽しくする~声の出し方、歌い方のヒント~』」を横手市のサンサン横手で開催し、当日は声楽に興味のある53名の方が受講しました。

 本講座は教育文化学部教育実践講座で声楽を専門とする爲我井壽一(ためがい ひさかず)准教授の発案で、どなたでも気軽に参加していただくために「入門講座」とすることで、基本的な技術指導はもちろん、まずは歌うことの楽しさを体験していただく事を目的としています。これまで秋田市、北秋田市、男鹿市の三カ所で開催しており、横手市ではピアノ伴奏者に浦恵美(うら えみ)氏をお招きして開催しました。

 始めに講師より「良い声を出すためには顔や体がリラックスして緩んでいることが大切」と説明があり、実際に顔やお腹、息を意識した体操を行うことからスタートしました。

 体操でリラックスした後は発声練習や歌唱練習を行い、日本の童謡としてなじみのある「ふじさん」や秋田県出身の作曲家である成田為三の「浜辺の歌」など全5曲を全員で歌いながら、声の出し方や歌い方の工夫について学びました。歌詞の情景を想像することで、より歌の表現の幅が広がることを解説した場面では熱心にメモを取る方や大きく頷きながら聴講する方の姿も見られました。

 受講者からは「声の出し方、歌い方の良い例、悪い例を先生が実演してくれたので分かりやすかった」「初心者だが、リラックスして聞くことができた」などの感想があり、歌の楽しさを改めて、また新しく知る機会となったようでした。

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    始めに顔の筋肉を緩める体操などを行いました。

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    発声練習の様子

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    全員で5曲の歌唱練習を行いました。