横手おやこ劇場

横手おやこ劇場は“子どもとおとなが仲間と文化に出会うひろば”です。
●鑑賞活動（プロによる生の舞台芸術鑑賞）…感じる心・共感する心を耕します。
●自主活動（遊び・体験・表現活動）…感じる力・言葉にする力・やってみる力を育みます。

友達とたくさん遊び、優れた文化芸術(生の舞台）に出合いながら、心も体も栄養をつけていきましょう！
人とのつながりは、わずらわしいだけではありません。関わりあい、創りあうことの楽しさと仲間のいる安心感は、子どもたちの成長にとってとても大きな宝物です。
ぜひ横手おやこ劇場の仲間に入りましょう！
肝心なことは楽しむこと！思いっきりおやこで楽しみ育ち合いましょう(^^)/

(黒星)横手おやこ劇場と社会
物も情報もあふれる現在、子どもが自ら“遊び”や活動を創り出していく機会が少なくなってきました。知識が豊富な子どもたちは育っていますが、実体験が少ないことに不安を感じています。
私たちは子育てや子どもの問題は、社会が責任を持つ大切な問題ととらえて活動しています。
おとなの責任として子どもをとりまく状況を考え、輝く未来を作っていきたいと思っています。
私たちは子どもを大切する社会づくりという夢に向かい、横手市に一日も早く「子どもの権利条例」が作られることを願い、いつかこのまちにも「子どもの権利条約」の精神が根付くことを願っています。
横手おやこ劇場は、平成5年誕生した非営利の文化団体です。劇場は“子どもとおとなが共に育ち合うひろば”という意味をこめてつけられました。

45年前福岡で“子ども劇場”が始まり「子どもに夢を！逞しく豊かな創造性を！」「子どもに未来を開く知恵と勇気を！」と、全国に広がった子ども劇場・おやこ劇場は、今もその理念を引き継ぎ各地で活動しています。

●舞台芸術との出会い
　私たちは舞台芸術という「創造者と観客が、時間と空間を共有する生きた芸術」に出会う活動を大切にしています。それは覚えたり、教えられたりするのではなく、まして競争するのでもなく、感じることを大切にした、感性を揺さぶる出会いであり、心に元気をみなぎらせてくれます。子どもたちが仲間と共に時代を切り開く主権者の一員として、自分の人生をいかに豊かに生き抜く力を育てるか。これは目に見えにくい力ですが、仲間の中で心を開き感じたことを自由に語り合う日常の中で培われていくものだと信じています。

●“遊び”という活動
　遊び心を鍛え、遊び合い表現しあい、遊び込むことも重要な活動の柱です。遊びの中で人は互いの間にあるものや互いの距離を感じます。関わり合う力、コミュニケーションの力、弱点や矛盾も受け入れ合う関係など、遊び合う中で培われていきます。実践を通して、子どもたちは遊びたがっている事、心を動かしたがっている事を感じています。おとなの遊び心も刺激され、おとなは大きな子どもとして共に楽しんでいます。

＜受賞履歴＞

２０１０年　子ども子育て知事表彰
２０１１年　元気なふるさと秋田づくり表彰