地域包括ケア・介護予防研修センター、介護福祉職を対象とした講座を開催

  • 活動日 2017311(土)

 秋田大学大学院医学系研究科附属地域包括ケア・介護予防研修センターは3月11日(土)、「平成28年度介護福祉職のためのフィジカルアセスメント 医療的マインドを持った介護職講座~医療につなぐ新しい介護の視点~」を秋田県横手市の朝倉公民館で開催しました。
(共催:秋田大学地方創生センター、協力:横手市健康福祉部地域包括支援センター、秋田大学横手分校)

 地域包括ケアシステムの中で、高齢者の生活を支える介護職の役割は日々重要となっており、厚生労働省の「植木鉢モデル」においては、医療・介護・予防の一体的な提供が示され、介護職に「医療的マインド」をもって具体的な生活場面のアセスメント(身体状態の評価)の内容を医療側に伝達することが求められています。

 同講座では、生活行為別に「医療につなぐための新しい介護の視点」をテーマに、医療につなぐためにはどのような視点を持って介護すればよいのか、フィジカルアセスメントの視点から解説しました。当日は介護福祉職の従事者ら約13名が参加しました。

 はじめに、日本赤十字秋田短期大学の高橋美岐子教授が講演。続いて、同センターのスタッフが講師となり、事例検討や生活行為別に演習を行いました。

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    日本赤十字秋田短期大の高橋教授による講演

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    同センターのスタッフが講師となり演習を行う

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    演習の様子