「ストップ ザ 腰痛!~腰痛の原因と予防・対処法~」を実施しました

  • 活動日 2022915(木)

 秋田大学は、令和4年9月15日(木)、横手市役所条里南庁舎にて「ストップ ザ 腰痛!~腰痛の原因と予防・対処法~」(主催:秋田大学、秋田大学横手分校、横手市教育委員会)を開催しました。

 本学では日本国内における新型コロナウイルス感染症の発生に関しまして、政府、自治体、関係機関等から示される情報の収集に努めるとともに、感染拡大の防止に細心の注意を払い、今回の講座を実施しました。

 講座では昨今の外出自粛など、身体を動かす機会が減少することで腰痛が発症したり、また、元々の腰痛が悪化する方が増えていることから、腰痛の原因や治療について解説し、予防するための日常生活の工夫や効果的な運動についての講義や実習を行いました。

まず始めに、秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻の岡田恭司教授より、「なぜ腰は痛くなるのか?」と題して、腰痛にも原因があるものと原因不明のものがあること、また全体の85%を占める原因不明の腰痛の症状や対処法にお話がありました。
 続いて同講座の照井佳乃助教より「腰のためにちょっとした工夫を-生活の中で気を付けること-」と題し、腰に負担をかけない動作のポイントや、腰痛予防のために摂取した方がよい栄養などについて解説がありました。
休憩を挟み、同講座の齋藤明講師より「自分で予防・治療をしよう!腰痛に対する運動療法」と題し、自宅で簡単にできる腰痛に効果的な運動について紹介があり、実際に参加者全員で実践しながらの講義となりました。

 受講者のアンケートからも、「農業で中腰が多いのでためになった」「腰痛体操は家族にも簡単に教えられるのが良かった」など、受講して良かったという感想を多くいただきました。

  • 岡田教授の講義の様子

  • 照井助教の講義の様子

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    齋藤講師の講義の様子