秋田大学は、令和4年10月15日（土）、横手市役所条里南庁舎にて「糖尿病をもっと知ろう！」(主催：秋田大学横手分校、秋田大学地方創生センター)を開催しました。

　日本でも年々増加している糖尿病について、初期は自覚症状が少なく気がついた時には合併症が進行している場合があることから、早期から正しい知識を身につけることを目的に、今日からできる予防法についてや糖尿病の方でも健康な生活を過ごすための生活習慣について学びました。

　始めに、秋田大学医学部医学科代謝・内分泌内科学講座の脇裕典教授より、「糖尿病を知っていますか？」と題して、糖尿病の特徴について、様々な視点から研究データなどの解説がありました。
　続いて秋田大学医学部附属病院栄養管理部の齊藤美保子管理栄養士より「糖尿病のための食事～知って得する豆知識を伝授～」と題し、健康維持のための食事の仕方や血糖値をよくするための食べ方など具体的な方法について解説がありました。
最後は秋田大学医学部保健学科看護学講座利緑講師、医学部附属病院看護部の冨永幸恵、佐藤萌、藤島ミコジェイムス看護師が今日の内容をクイズ形式で振り返りながら、足の状態からも健康状態を知る事ができるということで、講師が受講者の足を実際に見る場面もありました。

　受講者のアンケートでは、「糖尿病は人事のように考えていたが、身近に起こりうることだと感じた」「足は今までじっくりみていなかったので、これから自分でチェックしたい」といった感想がありました。