平成25年11月22日から25日にかけて宮城県大崎市で開催された「第28回大崎バルーンフェスティバル」に参加しました。この大会は、東北で最も歴史ある熱気球の大会です。今年も全国から25機の熱気球が参加しました。私たちのクラブも発足以来毎年参加しており、今年は下は7歳、上は60ウン歳までの幅広い年齢層で意気揚々と参戦です。

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我がチームは大会2日目の午後から参戦しましたが、2日目午後は強風により競技はキャンセルでした。最終日の3日目は曇天ながら無風。主催者の競技説明に聞き入ります。
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競技説明も終わり早速準備開始です。私たちのグリッド(離陸区画)は8番グリッドです。時間は午前6時15分、まだ陽が上がらず寒いです。
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ゼッケン番号は20番。このゼッケンをつけると、競技会に来ている実感が湧きます。燃料、バーナー系統のチェックを入念に行います。
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今日の競技形式は、「ヘア&ハウンド(うさぎ狩り)」です。これは、うさぎに見立てたおとり気球を、猟犬役の競技気球が追い、どれだけおとり気球に近づけるかを競います。この青い気球が今回のおとり気球です。
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準備完了。今回使用するのは「ひらかまちNo.4+」という名前の当クラブで最も新しい機体です。鮮やかなオレンジ色がひときわ会場でも目立ちました。
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早速離陸です。この競技は、おとり気球と必ずしも同じコースで飛ぶ必要はありません。できるだけ早く離陸して、おとり気球と同じ風を捕まえるか、十分風の動向を見極めるため、離陸を遅らせるかはパイロットの判断になります。当クラブの方針は風向きが変わる前に離陸するべく「とにかく急げ!」に決定しました。
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次々に後続の気球が離陸していきます。
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おとり気球と同じ東風に乗りました。作戦成功です。登米市方面に向かっていきます。この競技は比較的気球が密集して飛行するため、地上で見物していても見ごたえがあります。
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大崎平野は平鹿平野より起伏に富むエリア。古川市が近いため、高圧線もちらほら(怖!)少し技術が求められます。
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なんと、雨が降ってきました。そういえば競技説明で雨が降るかもと言っていたような…。頭上は気球に覆われているためほとんど濡れることはありません。でも気球は傷むので普段は絶対雨では乗りません(×_×)
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気球の調子は快調です。でも、おとり気球からはだんだん離れてしまい。入賞争いは断念しました(泣)
ここで、チームの目標は、ホテルの朝食時間内までに戻ることに変わりました。 -
閉会式&表彰式の様子です。総合優勝は東京のチームの方でした。副賞の60キロのお米です。おめでとうございます。
主催者の方が来年5月の秋田スカイフェスタのPRをしてくれました。ありがとうございます。皆様、来年はぜひ、横手市へいらしてください。 -
昼食を食べて、お土産を買って無事に横手に到着です。短期遠征でしたがさすがに疲れました。来月からはいよいよ地元でのフライトが本格的に始まります。天候に恵まれるといいな。
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