秋田大学は、令和元年10月11日（金）、横手市条里南庁舎にて「我慢していませんか？膝の痛み～変形性膝関節症の原因と適切な予防・対処法～」(主催：秋田大学横手分校、地方創生センター)を開催しました。

　本講座は膝の痛みの原因や予防、対処法を学ぶことを目的に、多くの痛みの原因となっている変形性膝関節症についての解説や、それを踏まえての効果的な運動についてなど、3名の講師が実習を交えながら講義を行いました。

　まず始めに、医学系研究科保健学専攻理学療法学講座の岡田恭司教授より、「どうして膝は痛くなるのか？」と題して、変形性膝関節症について、自身が膝を痛めてしまった経験も交えながら、治療法についても解説しました。
　続いて同講座の照井佳乃助教より「見直そう！歩き方と日常生活」と題し、日常生活の姿勢を見直し、また、食事面からも対処、予防する方法について解説がありました。
　休憩を挟み、同講座の齋藤明助教より「自分の膝は自分で守る！自宅でできる運動」と題し、既に痛みを感じている方は緩和が期待される、また予防にもなる運動法(ストレッチ)について紹介があり、実際に参加者全員で実践しながらの講義となりました。

　最後に、参加者からの質問の時間も設け、実際に痛みで困っている方などからも質問が挙がり講師陣が丁寧に回答しました。
　受講者のアンケートからも、「わかりやすく丁寧な講義だった」「ストレッチは簡単な動作なので自分でもできるかもと思った」など、受講して良かったという感想を多くいただきました。