秋田大学横手分校は、教職を目指す秋田大学の学生・秋田県南地区の高校生を対象に、教職体験プログラム「教育ミニミニ実習」を企画し、1月10日(金)にその全日程が終了しました。
この取り組みは将来教職を目指している大学生・高校生が中学生と交流することで、自己の適性を知り、将来の夢の実現の一歩とすることを目的としています。また、実習先の中学生にとっても、教職を含め今後の進路について意識する機会となることが期待されます。
3回目の実施となる今回も実習先として横手市立横手南中学校にご協力いただき、平成25年12月26日(木)から27日(金)の2日間と、平成26年1月8日(水)から10日(金)の3日間、計5日間に渡って実施しました。
前半となる12月の2日間は受験を控えた中学3年生を対象とした学習会に参加しました。
実習生は担当する教科ごとにクラスに分かれ、担当教員の指示を受けながら補助役として机間指導に当たりました。
初めはなかなか積極的に動けずにいる実習生が多かったものの、根岸横手分校長より「学習会の時の立ち位置を考えて。自分を鍛える意味でももう一歩踏み出すこと。」と助言があり、生徒と先生の両方の様子を見ながら適確な動きができるように各自が努めている様子が伺えました。
また、学習会の他に部活動への参加や、最終日に控えている1人40分の実習授業の指導案の作成にも取り組み、教師の仕事の一端に触れました。
年が明けて1月5日(日)、6日(月)には横手市交流センターY2ぷらざにおいて実習授業の事前練習会を行いました。5日の練習会には横手南中学校の山本先生、増田高等学校の佐々木先生も参加してくださり、一人一人の授業に丁寧なアドバイスをいただきました。中学生を引きつける授業をするにはどうしたらいいか、実習生は試行錯誤しながら準備を進めていました。

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朝の会で一日の流れを確認します。
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中学3年生を対象とした「質問教室」の様子。
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教壇に立って解説する場面も。
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実習生は事前に学習内容を予習して挑みます。
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授業の合間に根岸分校長から助言がありました。
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控え室では最終日に向けた指導案の作成も行います。
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部活動にも参加し、生徒と交流しました。
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事前練習会の様子。より良い授業になるように実習生同士で意見を出し合います。
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