大会初日、穏やかですがすがしい五月晴れの朝になりました。一斉に熱気球が膨らんでいきます。

次々に青空へ気球が吸い込まれていきます。今年は全国から２８チーム２００人を超える参加をいただきました。

朝６時半ですが、気球に乗るためにたくさんのお客様が来てくださいました。早い人は朝４時から並ばれたという方もいて驚きです。

整理券はあっという間に配布が終ってしまいました。漏れた方もできるだけお子さんを中心に乗れるよう、２機体制で係留体験搭乗開始です。手前がYAIYUバルーンクラブ、奥が平鹿町熱気球クラブの気球です。

バーナー音と熱気に驚かれながらも、熱気球独特の浮遊感を体感していただきました。

お子さんだけでなく、親御さん、おじいさん、おばあさんにも喜んでいただきました。初日は天候が良く、お待ちいただいた約３００人に体験していただきました。

初日は、五月では珍しいほど穏やかな風が続き、４年ぶりに名物の「バルーングロー」の実施に成功しました。気球が巨大提灯のように闇夜にライトアップされ、その非日常的な風景に、場内からは拍手と歓声が絶えませんでした。
ご協力いただいた、東北大、東北芸工大の皆様、ありがとうございました。

大会二日目の４日、昨日よりは少し風がありますが、フライトには問題ありません。

手が届きそうな距離を熱気球が通り過ぎていきます。観客が熱気球をこの距離感で見ることができるのも、秋田スカイフェスタの特色です。

２日目も係留体験搭乗を実施しましたが、地上風が強くなり、安全のため５０人ほどで中止しました。代わりにパイロットから熱気球の構造の紹介と実際に気球に触ってもらう体験を行いました。

ちょっとだけバーナーを操作した方も。想像以上の音に驚いてました。

公民館に戻り、交流パーティーの準備です。手作り焼きそばやオードブルの準備に大忙しです。

乾杯！パーティー開始です。予定以上の参加者に来ていただき、あわてて席を追加したほどでした。

参加チームの紹介では、寸劇あり演奏ありの個性的な紹介を楽しみました。気球イベント振興の為に「ふるさと納税」で、もっと各地の気球の大会をサポートしようという提案も出て大盛り上がりでした。

今年はクラブ員のご厚意で特産のリンゴとリンゴジュースを提供いただきました。その抽選会も楽しんでいただきました。
翌日５日は残念ながら朝から強風で日程はすべてキャンセルになりましたが、過去最多のお客様を迎え無事終了することができました。来年は２５回目の節目になります。何か趣向を考えて、また皆様をお迎えしたいと思います。ご参加ありがとうございました。