畑 儀三郎(はた ぎさぶろう)
明治34年(1901)~昭和48年(1974)
案内板設置場所
横手市城山町
横手公園 畑儀三郎翁胸像前
人物・業績
畑儀三郎翁胸像は、旧横手町で家業の醤油醸造業を営む傍ら、公園の手入れを手弁当で長年にわたって行った氏の遺徳をしのぼうと、三百人をこえる市民からの寄付130万円で、亡くなった翌年の昭和49年(1974)に作られた、等身大のブロンズ像です。
氏は戦争で荒廃した城山を見て、市民が憩える場所にしたいという思いで、昭和22年(1947)から16年間にわたり、雨の日も風の日も作業服に長靴を履き、煙草入れを腰に作業を行い、「儀三コおんつぁ」と市民に親しまれ、尊敬された。
また、かまくら祭りの際の「雪の芸術展」明永沼近くの横手温泉の掘削、武者溜りの噴水設置などに深く関わったとされる。
公園で憩う市民と市街地が一望できる、この犬走り跡から、えくぼの出る微笑みをたたえながら「市民の公園」を見守っている。

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畑儀三郎翁胸像
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胸像全景
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横手公園本丸跡の秋田神社
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展望台
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お城をバックにした武者溜りのかまくら
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公園から見る市内
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